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性器ヘルペスの治療方法と再発予防

泣いている男性

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルス感染を原因とする性感染症の一種です。
性器ヘルペスウイルスには1型と2型の二種類あることが知られていますが、80%は2型が原因になるとされています。
性行為を介在して感染することから接触感染は感染経路で、感染した部位と直接接触することが必要で、インフルエンザのように飛沫感染することはありません。
つまり性器などの感染部位の粘膜やそこから分泌される体液と接触することで、性器ヘルペスが感染することになるのです。

性器ヘルペスは感染後3~7日ほどの潜伏期間を持っていますが、感染者の8~9割は特段の症状をともなわない不顕性感染に止まることも珍しくありません。
感染後数年から数十年経過した後に症状はでる方もいるほどです。
このように潜伏期間経過後も無症状で経過する不顕性感染がしばしば、観察されることから、性器ヘルペスの感染に無自覚のまま不特定多数を相手に性行為を繰り返すことで、感染範囲を拡大している場合も十分ありえるのです。

性器やその周辺に水泡が出来てのち、破れて痛みをともなう潰瘍を形成するのが一般的傾向な症状です。
水泡やその周辺の粘膜や体液に大量のウイルスが存在しているので、その部分と接触することが感染のきっかけになるわけです。
2~4週間経過すれば自然治癒しますが、一度感染した性器ヘルペスは体内から完全排除することは出来ません。
腰の神経節に潜伏し、ストレスが強くなったときや病気で免疫力が低下すると再発することがよくあります。

性器ヘルペスの治療はバルトレックスなどの服用する抗ウイルス薬を投与するのが一般的です。

バルトレックスは、性器・口唇ヘルペスや帯状疱疹、水ぼうそうの治療薬です。バルトレックスの効果によってウイルスの増殖や病変の拡がりを最小限に抑えることで、病期を短縮することができます。 突発的に起きるヘルペスや帯状疱疹への治療効果はもちろんのこと、再発を繰り返す性器ヘルペスへの予防効果も期待できます。 バルトレックスは、ウイルスのDNAの複製を阻害する薬です。DNAの複製を阻害することによって、ウイルスの増殖を抑制します。バルトレックスが、ヒトの細胞やDNAに対して悪影響を与えることはありません。

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ただしあくまでウイルスのDNA合成を阻害する作用を持つだけで、殺菌的に作用するわけではないので、治癒までの期間を短縮することが出来、症状も軽減されます。
しかし一度治癒したように見えても再発する確率が高く1年以内にほぼ100%の患者で性器ヘルペスの再発が見られるわけです。

女性に多い?!性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスは男性女性共に患者数の多い性感染症ですが、とりわけ女性では患者数が多くクラミジアについで患者数は第二位になっています。
一般的傾向として初発時に症状が強く、再発時には比較的軽い症状で済むことが多いと言えます。
ただし、性器ヘルペスは男女で臨床症状は異なります。
男性の場合では、亀頭や陰茎部に痒みや違和感をともなった、直系1~2ミリほどの小さな複数の水泡が発生します。
水泡はやがて破れて潰瘍が形作られ、しばしば強い痛みを伴います。
再発時には軽い症状で済むことが多く、初回感染時と同じ箇所以外にも、ふとももなどに新たに水泡を生じることもあるとされています。

これに対して女性の場合、解剖学的に複雑な構造を持っているため、男性よりも強い症状が現れます。
発症部位は大陰唇や膣・会陰部など女性器全体に水泡が出来ます。
水泡が破れると円形の潰瘍になり強い痛みも随伴し、ずきずきした拍動痛のため排尿に支障をきたします。
時には痛みが強すぎるため歩行困難になる場合もあるほどです。
全身症状に38度以上の高熱が出る場合も珍しくありません。

再発時は軽い症状で済み、1週間ほどの短期間で治癒することもあります。
初感染時以外の部位に水泡がでることもあり、再発の前駆症状に会陰部の違和感や脚に神経痛の様な痛みが走ることもあるとされているのです。
強い痛みのせいで排尿困難などの重症例では、排尿カテーテルを留置のうえ、1週間程度の入院治療が必要な場合もありえます。

性器ヘルペスは成人では80~90%が不顕性感染と推測されており、成人女性では70%が30歳までに抗体を保有すると言われています。
従って性器ヘルペスは無自覚で感染が拡大している可能性が高いので、誰にも発症のリスクを抱えてると言えます。
性器に水泡を発見したら、性器ヘルペスを疑い速やかに治療を開始する必要があります。

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